今年に入って北朝鮮軍兵士が南北の軍事境界線を越えたのは10回余にのぼる。そのたびに韓国軍は警告放送や警告射撃などで対応しているが、北朝鮮側は意図的な軍事挑発だと非難した。こうした中、韓国国防省が北朝鮮に対し軍当局間の会談を提案した。韓国国防省は軍事的な緊張を緩和するため軍事境界線の基準となる線について協議することを提案すると発表。軍事境界線に1953年の朝鮮戦争休戦当時に設置さた標識の多くが失われたため、韓国国防省は一部の地域で南北境界線の基準の線をめぐる認識の違いが生じているとして、基準の線を明確にするための会談を開き、偶発的な衝突を防ぐために会談を提案したと説明。軍事当局間の会談は2018年が最後で、南北対話のきっかけを作る目的もあるものと分析されている。
