経営陣から外され、2度目の失脚となったヒョナ氏は夫に暴力を働いた結果、離婚訴訟を起こされた。一方、ヒョナ氏は夫にアルコールと薬物中毒の問題があり、子どもたちにも無関心だったと主張した。さらに父であるヤンホ氏に横領の疑いがあることが判明。2018年12月、パク・チャンジン氏の賠償請求が民事裁判で認められ、大韓航空側は約200万円を支払うことに。19年3月、株主総会でヤンホ氏は支持を得られず、会長の座を退いた。翌月、ヤンホ前会長は肺疾患で死去。すると、ヒョナ氏はグループの会長の座に立候補。弟との後継者争いが幕を開けた。