- 出演者
- 寺澤敏行 高瀬耕造 後藤康之 浅野達朗 木花牧雄 千葉美乃梨 手嶌真吾 江田剛章 坂下恵理 土田翼 塩崎実央 黒澤太朗 中村彩乃 小原茂
出演者が挨拶をした。
広島の中継映像を背景に気象情報を伝えた。
2つの台風が相次いで直撃した伊豆諸島の八丈島では被災した人たちに町営住宅を提供することになりきょうから入居に向けた相談の受け付けが始まった。被災した人たちは担当者から入居の条件など詳しい説明を受けていた。申し込みは今月30日まで受け付け、町は来月にも入居できるよう準備を進めている。
けさ、名古屋駅近くの交差点で横断歩道を渡っていた歩行者3人が車にはねられ、このうち2人が意識不明の状態で病院に搬送された。警察は車を運転していた71歳の容疑者を加湿運転傷害の疑いでその場で逮捕した。名古屋市中村区から中継で伝える。車は名鉄バスセンターの出入り口から出てきて歩行者をはねた。現場では先ほどまで事故の状況を調べていた。現場近くに設置されている防犯カメラの映像を紹介した。車が人をはねる様子が映っていた。警察によると容疑者は容疑を否認している。
去年9月の豪雨災害で氾濫し4人が亡くなった輪島市の塚田川について、国土交通省は大雨で再び氾濫する恐れがあるとして、監視カメラや水位計などを新たに設置し、画像やデータの公開を国交省の専用サイトで近く始めることになった。住民の避難などに役立ててほしいとしている。国土交通省能登復興事務所・江渕調査課長は「一般の住民の方が避難行動を判断するうえで有効な情報になると思う」などと述べた。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で5年前から運休していた鹿児島空港と韓国・ソウルを結ぶ韓国のLCC「イースター航空」の定期便が来月21日から再開することが関係者への取材で分かった。定期便は鹿児島空港とインチョン空港の間で週に7往復運航される予定。鹿児島空港~ソウルの定期便は去年までに大韓航空とチェジュ航空が運航を再開している。背景には韓国から訪れる観光客の増加があるとみられる。
きのう午後、徳之島沖の日本のEEZで中国の海洋調査船が調査とみられる活動をしているのが確認された。海上保安本部は“日本の同意を得ていない科学的調査は認められない”として巡視船から無線で調査中止を要求した。調査船はきょう午前9時15分時点で同じ海域内にとどまっているという。海上保安本部は先月末からおとといまで計7回、中国の海洋調査船「向陽紅22」が日本の排他的経済水域で調査とみられる活動を確認したが、今回は別の船を確認し引き続き警戒にあたっている。
記事「進化する無人機戦争最新『AI兵器』に迫る」を紹介。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まってから3年半となる中、現地は今、無人機戦争といえる状況になっている。ロシアの新型無人機を紹介。ロシアは連日、ウクライナの市街地への大規模攻撃を繰り返し、民間人の死傷者数が増え続けている。ウクライナが力を入れているのがディープストライク。今年6月に行った作戦ではロシア軍の戦略爆撃機など41機に打撃を与えた。ウクライナ・リビウで開かれた国産の防衛整備品を集めた大規模な展示会では500機以上の無人機を同時に操縦することができるAI技術などが紹介された。
けさ、平泉町の東北本線で貨物列車がクマと衝突し、クマが線路上で横たわった状態になり、付近で別のクマの姿が確認されたことから、一ノ関駅と水沢駅の間の上下線で一時運転を見合わせた。けが人はいない。平泉町によると列車と衝突したクマは親グマとみられ、付近で確認されたクマは子グマとみられるという。平泉町は現場付近をパトロールして住民に注意を呼びかけている。
県内で相次ぐ特殊詐欺やSNS型投資詐欺などの被害を防ごうと、盛岡市の商店街で啓発活動が行われた。県内の金融機関の担当者や警察官など約30人が参加した。参加者たちはチラシやティッシュを通行人に配って注意を呼びかけていた。県警察本部によると今年の特殊詐欺被害は先月までに102件、被害額は5億円余で去年同期比で件数は約3倍、被害額は約1.7倍になっている。SNS型投資・ロマンス詐欺も先月までに73件、被害額は約4億9,000万円となっている。盛岡財務事務所・千田所長は「常日頃から気をつけていただくのが重要」と述べた。
新潟県が「クマ出没特別警報」を発表したことから三条市は山の近くにある笹岡小学校と大浦小学校できのうから臨時のスクールバスの運行を始めた。笹岡小学校・宮嶋校長は「バスで登下校できるのは安心だと思う」などとコメントした。
新潟市は昨夜、能登半島地震で液状化の被害を受けた地域の一部で検討している再液状化を防ぐ対策工事について江南区で2回目の住民説明会を開き、工事への理解を改めて求めた。住民説明会には約80人が参加した。市側は工事反対の住民がいた場合、職員が理由を聞きとるなど理解を求めていくと答えていた。中原市長は「同意ができる街区について事業を実施できる制度になるのでご理解をお願いしたい」などと述べた。
きょうはさいたま局から江田が伝える。熊谷市で毎年8月に行われている空襲の犠牲者を慰霊する灯ろう流しを記録した映像「星川を流れる光」を制作したのは熊谷市で生まれ育った21歳の大学生、小林さん。都内の大学で映像制作などを学んでいる。去年、大学の授業で「ある町」というテーマで短編ドキュメンタリーを作るよう課題が出された。小林さんが題材に選んだのはふるさとの熊谷で空襲の悲惨さを伝え続けてきた灯ろう流しだった。終戦前日に行われた空襲で、市街地の3分の2ほどが焼け野原となった。70年以上続く灯ろう流しに小林さんは参加したことがなかった。軽い気持ちで始めた映像制作。そこで目にしたのは多くの人が犠牲者を悼む姿だった。空襲や灯ろう流しに関わる資料も集めた。空襲の日に生まれた人にも出会いインタビューすることができた。約1年かけ作品が完成した。灯ろう流しの会場には小林さんの姿があった。小林さんは「色々なことを伝えていける映像作家になっていけたらなと思う」などと述べた。江田は「こうした活動に若い世代が関わっていくことの大切さを改めて実感した」などとコメントした。小林さんの作品は今後、熊谷市の熊谷図書館で公開されることが決まった。
子どもたちの学力状況を調べるため、県内全ての公立小中学校などで小学5・6年生と中学1・2年生の約4万人を対象に県独自の学力調査が行われている。山口市の大殿中学校では約170人が学力調査を受けた。学力調査は全国学力テストとは別に県が2013年度から独自で実施している。県内の平均正答率は来月下旬ごろ公表され、結果を学習指導に役立てることにしている。
地域の人たちに防災や防犯への意識を高めてもらおうと、中学生が考案した体験型のイベントが鳥取市で開かれた。このイベントは鳥取市の桜ヶ丘中学校の生徒が、総合的な学習の一環で企画したもので、きょうは学校に地域の人たちを招いて行われた。水消火器の使い方を学ぶコーナーでは、生徒が消火の手順を説明した後、訪れた人たちが炎のイラストが書かれた的に向かって放水していた。この他、生徒たちが考えた災害時の避難方法に関するクイズや、犯罪についての知識を学べるカードゲームなどもあり、生徒と地域の人たちは楽しみながら交流を深めた。この中学校では地域課題の解決に向けたプロジェクトに取り組んでいて、生徒たちは約半年間をかけて企画書を作成し、協力先にプレゼンテーションを行うなどして準備を進めてきたという。
先月から今シーズンの漁が始まったベニズワイガニについて、地元の園児たちが学ぶ催しが境港市で開かれた。ベニズワイガニの水揚げ量が全国一を誇る境港市では、市が毎年保育所などでベニズワイガニを紹介する催しを開いている。今回は美哉幼稚園で開かれ、1歳から6歳までの園児約90人が参加した。催しでは漁業者や飲食店関係者で作るベニズワイガニをPRする団体のメンバーが講師を務め、実物のカニカゴを見せながら、エサのサバを入れて深さ800~2500メートルの海に沈めてカニを取っていると紹介した。また、ベニズワイガニの調理方法も披露し、甲羅を開けたり足を折ったりすると、園児たちは驚きの声を上げていた。催しの最後にはベニズワイガニを茹でる様子を見学し、年長の園児18人が、殻をむくのに苦戦しながらも自分の手で身を出して試食した。
災害が発生した際、高齢者や障害者などの災害弱者を福祉避難所まで安全に避難させる手順を確認する訓練が、中津市で行われている。この訓練は県や災害の支援活動を行うNPO法人などが初めて実施したもので、中津市内の特別養護老人ホームなど7つの福祉施設が参加した。訓練は、線状降水帯による大雨で中津市内で災害の危険性が高まっているという想定で行われ、市内の6か所の福祉施設の入所者などが福祉避難所に指定されている中津市の養護老人ホームに向けて一斉に避難を始めた。このうち本耶馬渓町にある特別養護老人ホームでは、車椅子を利用する入所者3人を、職員たちが車両に乗せて送り届ける手順を確認していた。また、福祉避難所になっている施設では、避難してきた人の名前を確認し、滞在する部屋に案内していた。
燃え上がるシダの束を持って境内を走り回り、訪れた人に火の粉を振りまいて無病息災などを願う「ケベス祭」が昨夜、国東市の神社で行われた。毎年10月14日の夜に国東市国見町の櫛来社で行われるケベス祭は、起源や由来が不明など謎に包まれた奇祭として知られ、国の選択無形民俗文化財にも選ばれている。祭では白装束に木彫りの面を被った神の化身とされる「ケベス」が、笛や太鼓などの音に合わせて境内を練り歩いた。この後ケベスは燃え上がるシダの中に飛び込もうとするが、神に仕える「トウバ」たちに何度も押し戻される。攻防の末、ケベスが炎の中に飛び込むと、火の粉が舞い上がった。すると、ケベスの侵入を許したトウバが、火がついたシダの束を振り回しながら走り始め、火の粉を振りまくと境内が真っ白になった。火の粉を浴びると無病息災などの願いがかなうと伝えられている。
今月3日から始まった現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」の会場となっている丸亀市の島・本島で、住民が植えた約6000本のひまわりの花が見頃を迎え、観光客を楽しませている。このひまわりは種をまいてから約40日で満開になる品種で、芸術祭の開催期間にあわせて、先月2日に種をまいたという。ひまわりの見頃は1週間ほど続くという。
高松市特産の高級石材「庵治石」の魅力を知ってもらおうと、地元の職人が想像上の動物・麒麟や猫などの形に彫った作品の企画展が、高松市牟礼町にある「石の民俗資料館」で開かれている。このうち山田浩之さんの作品は、長い間空気に触れて茶色く錆びた自然の岩石から、穏やかな表情で眠る猫を浮かび上がらせている。また、山田海統さんは縦に長い石の形を想像上の動物・麒麟の角に見立てて、迫力のある表情を細かい彫りで表現している。夫婦で活躍しているアキホ・タタさんの作品は、3つの石を積んで蚤で彫った跡を赤色や青色、黄色に塗り、お遍路の人の姿を形にしたという。資料館ではこの他、石を柔らかく見せる作品が特徴の長野県松本市の作家・伊藤博敏さんの展示会も開催されていて、いずれも来月9日まで開かれている。