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非常に強い台風22号は次第に伊豆諸島から離れているが、茨城県内の各地で風が強まった。午前11時半までの最大瞬間風速は水戸で18.8m、龍ケ崎で18.6m、鹿嶋で16.7mを観測。県内は今夜はじめごろまで強風のおそれがあり、予想される最大風速は海上が南部で20m、北部で18m、陸上が南部で15m、北部で13mとなっている。海上は今夜遅くにかけ、南部を中心にうねりを伴ってしける見込み。波の高さは南部できょうが5m、あすは4m、北部はきょう、あすともに4mの予想。南部はあす明け方にかけて台風の進路などによっては警報級の高波になるおそれがある。気象台は今夜はじめごろまで強風に、あす夜遅くまで高波に注意するよう呼びかけている。
京都大学理事・北川進さんは「多孔性金属錯体」と呼ばれる極めて小さな穴を多く持った材料を開発し、新たな分野を確立したとして、海外のほかの2人の研究者とともに今年のノーベル化学賞の受賞者に選ばれた。発表から一夜明けたきょう、北川さんは京都大学に出勤し、集まった教職員や学生に拍手で出迎えられた。その後、記者会見に臨み、若い世代に対して「科学技術はこれまで人類の幸福に向けて健康とかいろんな意味で貢献してきた。やることは山積しているので、ますますのめり込んでほしい」と話した。
京都大学理事・北川進さんは「多孔性金属錯体」と呼ばれる極めて小さい穴を多く持った材料を開発し、新たな分野を確立したとして、海外のほかの2人の研究者とともに今年のノーベル化学賞の受賞者に選ばれた。京都大学で6年半にわたって北川さんと同じ研究室で研究にあたっていた九州大学理学研究員・大場正昭教授は「感無量」などと話した。研究者にとって一番大事なのは体力だと日頃から話していたのが印象的だったとしている。
きょう午前6時半ごろ、札幌・西区西野の山あいの箱わなにメスのヒグマ1頭がかかったのが見つかった。ヒグマはその場で駆除され、体長が1メートル47センチ、体重が103.5キロで、年齢は不詳だがおとなのクマだという。西野地区では今月4日に山あいの住宅地で親子とみられる3頭が出没したほか、今月2日には宮丘公園でヒグマ1頭が出没。きのうは西野4条7丁目の住宅街で1頭が確認されるなど目撃が相次いでいる。札幌市はDNA鑑定などで駆除された個体の特定を進めるとともに、ほかにもヒグマが出没しているとして引き続き警戒を呼びかけている。
福島市では先月までの半年間のクマの目撃件数が178件と、同期間の去年までの5年間の平均の2.4倍にのぼっていて、山から市街地に向けて流れる川沿いで多く目撃されている。クマが河川敷の茂みに身を隠しながら川沿いを移動していることから、県は管理する川の河川敷で木や草を刈り払う作業を実施。きょう、天戸川では業者が400メートルにわたって重機で木を引き抜くなどした結果、見通しがきくように様変わりしていた。福島市内では県が摺上川でも同様の作業を実施するほか、出没が相次いでいる荒川で対策を実施する。県自然保護課・加藤竜主幹は「見通しの悪い河川敷には昼夜問わず絶対に近づかないでほしい」と話した。
福島県はクマのエサとなるブナ、ミズナラ、コナラの実のなり具合を毎年5段階で評価していて、このほど結果が公表された。今年度は全体としていずれの木の実も「凶作」。地域別では中通りでブナが「凶作」、ミズナラ・コナラが「並作」、会津ではすべてが「凶作」。要因について今年はあまり実をつけない年であることや、夏の記録的な暑さと小雨の影響も考えられる。県自然保護課は人里に降りてくるクマが増えると予想していて、生ゴミを夜間に捨てたり、収穫した果物を外に放置しないなどクマを人里に近づけさせないよう呼びかけている。まもなく本格的な紅葉シーズンを迎える中、山でクマと遭遇する可能性が高くなるとして、入山する場合は目撃情報がないか確認し複数で行動すること、音の出るものを持ち歩き、撃退スプレーを携帯することなどを呼びかけている。
石川県七尾市と協定を結んだのは大阪に本社を置く大和ハウス工業と市内に本社を置くアントールの2社で、七尾市役所で締結式が行われた。協定では七尾市内の中島地区と能登島地区に作る3カ所68戸の災害公営住宅について設計から建設を委託していて、七尾市は完成後に住宅を買い取る取り決めとなっている。七尾市は事業者への委託と七尾市が直接手がける方法で令和9年度末までに14カ所388戸を完成させる計画で、早い地域では来年8月の入居開始を目指している。七尾市・茶谷義隆市長は「買い取り型は通常より半年くらい早く建物が完成する。被災されたみなさんに1日も早く日常の生活を取り戻していただきたい」と述べた。
静岡県牧之原市では先月発生した竜巻の影響などで59棟が全壊するなど合わせて1100棟余の住宅が被害を受け、「被災者生活再建支援法」の適用の対象となった。それに基づき被害を受けた世帯に支給される「支援金」の申請が始まり、牧之原市が設けた窓口には朝から申請に訪れる人の姿があった。支援金には「基礎支援金」と住宅再建や修理などの費用として支給される「加算支援金」があり、被害の程度に応じた被害認定により合わせて最大300万円が支給される。申請にはり災証明書や住民票の写しなどが必要だという。
近江商人ゆかりの商店街。滋賀県近江八幡市は豊臣秀吉の甥秀次が開いた城下町でいまも古い近江商人の町家がたくさん残っている。近江八幡市仲屋町通りにある「あきんど道商店街」。時代劇のロケ地などとして外国人観光客にも人気の八幡堀に近く江戸時代から明治時代にかけて建てられた町家が保存されている。商店街まで足を伸ばす人少ないのが課題。昭和50年ごろには44店舗が軒を並べる一大商店街だったが高齢化などので半数になった。築100年を超える酒蔵を改修した商業施設をオープン。新しい店を呼び込むため酒蔵の中の空きスペースを改修し店舗として貸し出している。商店街の空き店舗の活用。希望に合わせたリフォームを済ませてから貸し出す。毎年多くの観光客が訪れる「八幡堀まつり」。300メートルの商店街に88個のちょうちん。
滋賀県近江八幡市仲屋町通りにある「あきんど道商店街」。毎年多くの観光客が訪れる「八幡堀まつり」。300メートルの商店街に88個のちょうちん。強みは古い建物を店舗や宿悪施設に活用し商店街のブランド価値になっている。近江八幡を訪れてもらうことで結果的に商店街に人を呼び込む。
催しは空気が乾燥するなどして火事が起きやすくなる時期を前に大村消防署が開いたもの。市内の幼稚園や保育園などに通う園児たちおよそ700人が参加した。消防署員が腹話術を披露し、子どもたちに「火遊びはしないように約束をしてください」と呼びかけた。子どもたちはもぐらたたきのもぐらのように穴から出てきた炎の形のぬいぐるみを叩いて遊ぶゲームや、煙が充満するテントを口や鼻をふさいで通り抜ける体験をして楽しみながら防火の大切さや万が一火事が起きた際にとるべき行動を学んでいた。大村消防署管内では19件の火災が発生し、モバイルバッテリーやコンセント周辺の電子機器に関するものが多いという。大村消防署予防設備課・丹野善深係長は「これから寒い時期を迎えて暖房器具などを使用する機会が多くなるので適切に使用して火災予防に努めていただきたい」と話す。
長崎県諫早市小長井町田原地区では粘土質の赤土の土壌を活かした里芋の栽培が盛んで、5年ほど前から地元の農家など10人が団体をつくり、「田原いもんこ」と名付けて特産品にしようと活動している。永渕務の5アールの畑では団体の人たちがくわを使って里芋を掘り起こしていた。「田原いもんこ」は独特の粘りとなめらかな舌触りが特徴で、団体によるとことしは夏にまとまった雨が降ったことで順調に生育し、去年に比べ2倍となるおよそ2000キロの収穫が見込まれるという。市場にはほとんど出回らず週末に地区に設けられる直売所を中心に販売されるという。
香川県の高松空港は昨年度の国際線の利用者が48万人余と過去最多となり、空港の運営会社は外国人観光客などのさらなる増加を見据え入国審査場の拡張など国際線ターミナルの増設工事を進めている。この工事で同じ時間帯に受け入れられる国際線の便数が今の2便から3便に増えるということで、新たに完成した機体と国際線のターミナルビルを繋ぐ新しいボーディングブリッジが報道機関に公開された。新しいボーディングブリッジは全長が34.6メートルで、これまでのものより傾斜が緩やかに設計され、両サイドの排水用の溝は利用者の転倒を防止するためカバーで覆われ、安全にも配慮されているという。小松空港・小幡義樹社長は「増築が完成したあかつきにはもっとたくさんの便をお迎えすることもできるので新規の路線誘致の営業活動につなげていきたい」と話した。ボーディングブリッジは10月16日に利用を開始し、国際線ターミナルは再来年3月に完成予定。
東京都八丈町八丈島、千葉県南房総市の映像を背景に気象情報を伝えた。
台風情報、気象情報を伝えた。
エンディング。