- 出演者
- 鳥海貴樹 池田達郎 増子有人 赤松俊理 山崎智彦 高瀬耕造 一柳亜矢子 兼清麻美 漆原輝 羽隈将一 坂下恵理 竜田理史 片平和宏 志野梨子
出演者が挨拶した。
- キーワード
- 大阪府
福島の中継映像が流れ、全国の気象情報を伝えた。
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今日午前8時過ぎ頃、ノーベル生理学・医学賞を受賞した坂口志文さんが改めて受賞の決定を報告する為、大阪・吹田市にある大学本部を訪れると集まった教職員や大学生達に拍手で出迎えられた。坂口さんは過剰な免疫反応を抑える制御性T細胞を発見するなど免疫学の分野で優れた業績を上げたとして、アメリカの研究者2人と共に今年のノーベル生理学・医学賞の受賞者に選ばれた。坂口さんの出身地・滋賀県長浜市では、市役所と長浜駅に祝福の横断幕が掲げられた。長浜市は坂口さんを名誉市民として顕彰することを検討し始めている。
ノーベル生理学・医学賞の受賞者に坂口志文さんが選ばれたことについて、愛知県の大村知事は「県民の誇りだ。」等と述べた。坂口さんは制御性T細胞を発見する等、免疫学の分野で優れた業績を挙げたとしてノーベル生理学・医学賞の受賞者に選ばれた。坂口さんは京都大学医学部を経て名古屋市の愛知県がんセンター研究所で免疫の研究を始めた。
稚内地方気象台は利尻山で初冠雪を観測したと発表した。平年より4日遅いという。道内上空うの寒気の影響で冷え込みが強まり、今朝、稚内市沼川等で冬日となった。明後日頃から気温が低くなる所もある。
北斗市で今日、マルメロの収穫作業が行われた。マルメロは中央アジア原産で40年程前から栽培されている。今日は20人が黄色い実をとった。マルメロは芳香剤の代わり等として使われる。マルメロは今月13日から26日まで市営温泉の湯船に浮かべるという。
阿賀野市の瓢湖で今年もシベリアからの白鳥の飛来が始まった。瓢湖はラムサール条約に登録されている。瓢湖には毎秋、シベリアからエサを求めてコハクチョウ等が飛来する。今朝、57羽のコハクチョウが飛来した。白鳥の初飛来は去年と比べて1日遅いという。午前中に飛来は100羽を超えたという。飛来のピークは来月中旬から下旬にかけてで6000羽以上に上るという。白鳥は来年3月頃、シベリアに戻る。
来年の年賀はがきが今日、新潟市の郵便局に運び込まれた。67万枚余りがトラックで搬入された。郵便局員らが仕分け作業を行った。来年の年賀はがきのデザインは6種類。今年県内に搬入される予定の枚数は669万枚だという。年賀はがきは今月30日から販売される。
三次市の高谷山で今朝、霧の海が広がり幻想的な風景が見られた。三次市は3つの川の合流点となっている。霧の海は毎年見られる現象で、早朝に晴れて冷え込む等の条件が重なると発生しやすい。
今日はiPS細胞についてお伝えする。iPS細胞は、京都大学の山中伸弥教授が作り出した。今年になって虚血性心疾患とパーキンソン病の2つの病気について、承認申請の段階まで入った。このうち、心臓病の治験に参加した患者に取材し、その声等に迫った。この患者は心筋梗塞を発症し虚血性心筋症で心機能が低下していた。息切れや疲労感に悩んでいたという。iPS細胞から使ったシートを心臓に移植すると新たな血管を作り出し心臓の動きを回復させるという。ゴルフを再開する事が出来るようになったという。他の患者にもこの治験を実施すると、心機能の改善等が見られたという。
県内有数のそばの産地、大石田町で来月の「新そばまつり」で使用される固有品種のそばの 栽培が順調に進んでいる。「新そばまつり」は来月1日・2日に開催予定で、それぞれの日で1200食限定で販売される。
県内で新米の収穫が進む中、各地で主力品種のコシヒカリの収穫が最盛期を迎えている。今年は7月に雨が少なかったことや夏の猛暑の影響で収穫量がやや少ないものの、品質はおおむね良好とのこと。
香川県を拠点に活動する書道家・現代アーティストの郷祥さん。独自に配合して開発した墨と撥水性の高い紙を使い、抽象的な作品を生み出している。3歳で書を始め、師範でもある郷祥さん。高松市に構えたアトリエで作品を制作している。墨を置いた後は消したり、拭き取ったり、削ったりと彫刻的なアプローチで作っている。根幹にあるのは書を現代アートにする試みだと話した。アートは社会的な問題にスポットを当てて鑑賞者に問題を提起することも大事だという。郷祥さんが強い関心を持っている場所が香川・土庄町にある豊島。1980年代、県から許可を受けた業者により、大量の廃棄物が持ち込まれ、不法投棄された。その量は約91万トン。野焼きも行われ、猛毒のダイオキシンが高濃度で検出、住民に健康被害が出た。住民の訴えにより、業者は摘発された。約20年にわたって進められてきた一連の処理事業はおととし、ようやく完了した。しかし、地下水の環境基準は達成されておらず、いまだに土地は住民に返還されていない。訪ねたのは安岐正三さん、産廃問題で先頭に立って戦ってきた。やって来たのは資料館。不法投棄を行った業者が最初に行っていたのは砂や土の販売。島の形が変わるほど取り尽くした。その後、持ち込まれたのが産業廃棄物。
2人が訪ねたのは約50年前、砂が持ち去られた場所。少しずつだが、砂浜が戻ってきていた。安岐正三さんは破壊するのはわずかな時間だが、回復するのはものすごい時間だと話した。郷祥さんは自分の五感だけでなく、電子機器を通して豊島の今の姿を捉えようとした。録音したのは砂浜に押し寄せる波の音。かつてゴミで覆われていた場所に根を張ったオリーブ。葉っぱに電極パッドを貼り、モジュールを使って植物の生体活動を採録した。アトリエに戻った郷祥さんは豊島で感じたものをまずは墨で表現。書とデジタルの融合を目指し、オリーブの生体活動のデータと重ね合わせていく。『「Waveform」~34.4792807.134.0394701~』ではたくましく生きるオリーブの力強い生命力を表現。さらに砂浜で録音した波の音を目に見える形で表現しようと試みる。鉄板に砂をまき、周波数の振動を一定時間流し続けると図形ができるという。浮かび上がったのは2本の直線。タイトルは『「TESHIMA」~2025.8.7~』。郷祥さんは今後も豊島と向き合い、自分ならではの表現で故郷・香川と伝え続けたいという。今回制作した作品は先月、東京で開催した個展に展示された。郷祥さんはこの活動をライフワークにしていきたいと話しており、今月も豊島を訪れる予定。秋祭りに参加して、祭りの声も収録して作品にしていきたいという。
能登半島地震で被害を受けた七尾市・和倉温泉の旅館のひとつ「美湾荘」が来月11日の通常営業再開に向け準備を進めている。この旅館で8つ目の通常営業再開。年末までにもう1つの施設が再開予定。なお、今月1日に再開した旅館は能州いろはなど7施設。
東京で社会貢献事業を行う団体が輪島市の河井小学校に体操器具を寄贈。輪島市内の6つの小学校は、河井小学校のグラウンドに建てられた仮設校舎で合同授業を行っている。
「列島ニュース」の番組宣伝。