- 出演者
- 田代杏子 早瀬雄一 伊藤雄彦 坂下恵理 守屋瞭 堀越葉月 河畑達子 板敷駿希 熊谷秀人 中野花南
オープニング映像が流れ、挨拶をした。
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能登半島地震で液状化の被害を受け、再発防止策の実証実験に向けた工事が行われている富山・射水市で地下水位を下げるための集水管の設置が始まった。けさは実証実験に向け、射水市の海沿いの地域で地下3.5mの深さに集水冠を埋める作業が始まった。射水市で検討されている液状化対策の「地下水位低下工法」は地下に埋めた集水管で水を集めポンプで組み上げることで地盤を液状化しにくくするもの。この集水管は樹脂でできた直径約30cmのもので、砂や泥は通さない無数の小さな穴が空いていて、管の中に水を集める。市によると工事は道路や水道管などを掘り返さない方法で行われ、生活への影響を抑えているという。この場所では住宅の重さを再現する鉄板など約30トンを地上に置き、再来月から半年ほどかけて地下水位や沈下の状況を観測する予定だ。市は実証実験の結果を住民に説明し、同意が得られれば対策を行う方針だ。
けさ富山市の富山大学五福キャンパスには警察官や大学の職員など17人が集まり、チラシを学生たちに配った。チラシにはスマートフォンを使用しながら自転車を運転する「ながらスマホ」が1万2000円、「信号無視」は6000円の反則金の納付が通告されることなどが書かれていて、警察官らが自転車の安全運転を呼びかけていた。県内では自転車の人身事故が今年1月から先月末までに144件起きていて、このうち2人が亡くなっている。県警察本部はこの青切符制度が始まるのをまえに自転車の交通違反の取り締まりを行う専門部隊「バイシクル・セイフティ・タスクフォース」をきのうから設置し、対策を強化している。
「ツシマヤマネコ」は対馬にだけ生息する絶滅危惧種の国の天然記念物で、今では主に対馬北部の上島に100頭前後しかいないとみられている。一方で対馬南部の下島では1980年代から生息が確認できなくなっていたが、2000年代に入ってから大人のツシマヤマネコが徐々に確認されるようになっていた。こうしたなか今年6月、下島の厳原町豆酘の山間部で環境省が設置したカメラが撮影した写真にことし生まれたとみられる子ども2頭が写っているのが確認されたという。また、別の写真にはこの2頭の親とみられるツシマヤマネコの姿が捉えられていたという。環境省によると下島でツシマヤマネコの子どもが確認されたのは2年ぶり2回目だという。環境省 対馬自然保護官事務所厳原事務室は「下島でのツシマヤマネコの繁殖を裏付けるもので 生息状況が改善しつつあるのではないか モニタリング調査を継続し生息情報を収集していく」としている。そのうえで車を運転する際はツシマヤマネコの飛び出しに十分注意するよう呼びかけている。
平戸警察署で地元の中学生を対象にした職場体験が行われ、生徒たちが聞き込み捜査などを体験し警察の仕事への理解を深めた。この職場体験は警察の仕事への理解を深め、将来の進路選択の参候にしてもらおうと平戸警察署が地元の市立中部中学校と協力し毎年行っている。2年生の3人がひき逃げ事件の捜査を体験し、被害者役の警察官から走り去った車の色や形、逃げた方向などを詳しく聞き取って記録していた。そして駐車場に停まっている車にライトを当てながら車体に傷がついていないかやフロントガラスに被害者の証言と一致する指紋がついていないかなど1台1台つぶさに確認していた。このあと生徒たちは事故処理車を見学したり、白バイに乗ったりしていた。
霧島市福山町の黒酢は温暖な気候と豊富な地下水を生かし、屋外につぼを並べる伝統的な製法で造られ、比較的気温が安定する春・秋に仕込みが行われる。福山町では8社が黒酢を作っており、このうち10箇所の「つぼ畑」で約5万2,000個のつぼを持つ醸造会社では、先月始めから秋の仕込みが始まっている。仕込みは職人が4人1組になって行われ、麹・蒸したコメ・地下水をつぼの中に入れてかき混ぜる。最後に雑菌が増えるのを防ぐため、熟練の職人が表面を覆うように麹をかけてフタをしていった。黒酢の秋の仕込みは今月末まで行われる。
イベントが始まったのは霧島市・牧園地区にある13のホテル・旅館・観光施設で、このうち観光施設「霧島温泉市場」ではきのう午後6時から敷地内に設けたロウソクの形をした照明約100個に灯りが灯された。牧園地区のホテルなどでは一連の新燃岳の噴火や8月上旬の大雨の影響で予約のキャンセルが出るなどして宿泊客数が減少し、イベントを企画した霧島温泉旅館協会は、秋の旅行シーズンにあわせ活気を取り戻そうとイベントを開催した。このイベントは来月3日まで実施。
岡山市南区にある岡山市立浦安小学校で行われた授業には5年生約100人が参加した。授業では岡山県警と教育サービス大手・ベネッセコーポレーションが全国で初めて開発したICT(情報通信技術)を活用して非行防止について学べる双方向型の教材が使われた。授業ではオンライン上で知り合った人と文章で会話する場面などからSNSやインターネットの危険性を考えるグループワークなどが行われた。端末では他の児童が打ち込んだ意見が見られるようになっている。子どもたちは「見ず知らずの人に年齢・住所を教えると危険」などの意見を打ち込むとともに端末を通じ、他の児童の意見も参考にしていた。
出荷の最盛期を迎えた新高梨。重さは1キロを超え、大きなものは直径13センチにもなる。津山市・くめ地域では昼夜の寒暖差のある気候を生かして20年以上前から栽培が始まり、今シーズンは17軒の農家が合計2ヘクタールで栽培し、地元のJAに出荷している。先月下旬から始まった出荷作業は最盛期を迎えており、きのう中北下地区にある選果場には、収穫したての新高梨約1,200玉が持ち込まれた。スタッフたちは傷の有無などを目で確認して重さなどを調べた後、手作業で箱に詰めて出荷準備を進めていた。新高梨の出荷は今月中旬まで続き、岡山・広島の市場に出荷される他、地元の道の駅でも販売される。
丸亀市の県立飯山高校で行われた戴帽式には、看護科の2年生26人が出席した。式ではロウソクの明かりの厳かな雰囲気の中、実習を行う病院の看護師長から女子生徒にはナースキャップ、男子生徒にはハンカチーフが授けられた。そして生徒たちはロウソクを手に持って並び、看護の心構えなどを説いた「ナイチンゲール誓詞」を全員で声を合わせて読み上げ、決意を新たにしていた。最後に生徒を代表して吉永優唯さんが誓いの言葉を述べた。生徒たちは来月に介護施設、来年1月には県内4か所の病院で実習を行う予定。
県内に住む外国人が「宮崎」をテーマに制作した写真や書道などの作品展が2日から宮崎市で始まった。 この作品展は県国際交流会が毎年開催。今年は45人が作品をよせた。会場は4部69点が展示と作品を紹介。展覧会は25日まで。
将棋の8大タイトルのひとつ 竜王戦があわら市で開かれるのをPRしようと福井駅前の恐竜が衣替え。2体は羽織袴を着せられ、将棋の対局をおこなっているようだ。恐竜と竜王戦をかけて企画した。今月26日までかざりつけられる。
池田町は町の面積の92%を森林が占める。森林資源を生かしたまちづくりをすすめる。役場の新庁舎は平屋建てで地元の木材を使用。冷暖房はバイオマスチップを燃料につかう。工事の安全祈願がおこなわれた。工事は27年5月まで。
全国の天気予報を伝えた。
福島・浪江町の農業法人「ちーの」のナカヤチ美昭さん達は、ドローンや衛星データを活用し、20ヘクタールの広大な農地を3人で管理している。ナカヤチさんは超節水型稲作に挑戦しており、水の管理にかかる手間がかからなくなるという。また、新たな作物としてきくらげの栽培も始めて、浪江の特産品を目指しているという。また、地元出身のおむすび専門店の店長の栃本あゆみさんは、東日本大震災を機にUターンし、地元の食材を使う店を開いたという。そして、ナカヤチさんの作ったきくらげをメニューに取り入れるなど、浪江町のために精力的に取り組んでいる。
伊藤さんは「いろんな人のつながりが結んで、夢が実を結ぶのでしょうね」などと話した。
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三重県名張市の山間、4キロにわたる大小の滝が連なる「赤目四十八滝」。四季折々の壮大な渓谷美を楽しもうと多くの人で賑わう三重県有数の景勝地。秋田さんが訪ねたのは9月中旬。赤目四十八滝の魅力を知り尽くした方たちに案内してもらった。まず向かったのは去年リニューアルオープンした「赤目滝水族館」。朝田光祐さんはこの施設の若き館長。工夫を凝らしたユニークな展示が評判となっている。オオサンショウウオは擬態して身を隠す得意技が伝わるよう、水槽に擬岩を並べている。水槽の横には手作り感満載のイラスト解説がある。さらに朝田さんのアイデアあふれる水槽が。展示されているのはタウナギ。外来種だがいまは広く各地に生息している。思い浮かべたのは砂から姿を出す様子が可愛いチンアナゴ。タウナギをチンアナゴのように展示すべく、水槽の中にパイプを埋め込んでみると、タウナギがパイプからひょっこり顔を出す姿が大評判となった。
清らかな水が流れるこの渓谷には二百数十種類の苔が生息している。赤目の苔の魅力を伝えている西浩平さん。小さな苔の観察にオススメだというのがスマホにルーペをあてる方法。苔の魅力を身近に味わえる「苔玉」作りを教えてもらった。まずは苔が好む土を混ぜて芯となる団子を作る。それをコケやシダ植物でくるんでいく。ヒモを巻いて固定すれば完成。
赤目四十八滝の清らかな水は昔から人々の暮らしを潤してきた。明治から続く酒蔵の蔵元・杉本龍哉さんに話を聞くと「赤目四十八滝から流れてくる水、豊富な水源を大切に使っている」という。汲み上げた水で酒を仕込む蔵を案内してもらった。9月12日に蔵開きをし、今年も仕込みの準備が始まった。この時期欠かせない大切な儀式が、仕込みに使う水を酒造りの神様に供えること。