今日はiPS細胞についてお伝えする。iPS細胞は、京都大学の山中伸弥教授が作り出した。今年になって虚血性心疾患とパーキンソン病の2つの病気について、承認申請の段階まで入った。このうち、心臓病の治験に参加した患者に取材し、その声等に迫った。この患者は心筋梗塞を発症し虚血性心筋症で心機能が低下していた。息切れや疲労感に悩んでいたという。iPS細胞から使ったシートを心臓に移植すると新たな血管を作り出し心臓の動きを回復させるという。ゴルフを再開する事が出来るようになったという。他の患者にもこの治験を実施すると、心機能の改善等が見られたという。