20年ほど前に馴染みの骨董商から形見としていただいた新羅の仏像の鑑定結果は200万円だった。勝見さんは「大変貴重な銅製の如来仏。ただし、新羅よりは下がる高麗時代の終わりごろ、13世紀~14世紀頃のもの。僧祇支という下着のようなものを着ているが、結び目がすごく静功にできている。お顔が良い。ふくよかで目が優しい。もともとは漆を塗ってその上に緊迫を塗る”漆箔”という手法でもうちょっとピカピカしていたものだがそれはなくなっている。でも全体的にコンディションが良い」などと評価した。
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