英国のジュリア・ロングボトムは2日、ロンドンで取材に応じ、天皇皇后両陛下の4日間に渡る訪問を振り返った。ロングボトム駐日大使は、「素晴らしかったのはチャールズ国王ががん治療のあとで公務に復帰したばかりにもかかわらず目に見えて歓迎していたこと、兄弟というか家族のような感じだった」とコメント。さらに大使は天皇陛下が述べられた「未来志向のパートナーシップ」「かけがえのない友人」という2つの言葉に感激したという。また、7月4日に近づいた英国総選挙が日英関係に与える影響について、「次にどのような政権が誕生するとしても両陛下のご訪問は日英の間に政治を超えたポジティブな雰囲気を作り出した」と話した。