全国植樹祭に出席するため埼玉県を訪問している天皇陛下が、地元の伝統芸能「子ども歌舞伎」を鑑賞された。陛下は、地元の小学4年生らが演じる伝統芸能「小鹿野子ども歌舞伎」を鑑賞し、子どもたちが口上を披露すると、大きな拍手を送られた。この後、秩父市と小鹿野町で行われる「第75回全国植樹祭」では、陛下がおことばを述べ、植樹もされる予定。「全国植樹祭」は国民が森林への理解を深める目的で1950年から続く行事だ。今回、皇后さまは体調不良のため訪問されず、「全国植樹祭」に陛下のみで出席されるのは、即位後、初めてだ。