クロマグロの漁獲枠の拡大が議論される国際会議が開かれているが、先ほど主要国との間で合意に至らなかったことが明らかになった。今年、日本近海で異例の豊漁が相次いでいるクロマグロだが、取れたマグロを放流する状況が各地で起きている。背景にあるのが漁獲枠の壁。クロマグロの資源量は乱獲などの影響で一時1万2000tと歴史的な低水準まで落ち込んだため、国際機関が厳しい漁獲規制を導入。2022年には資源量は約14.4万tと最も少なかった時の約12倍に回復した。先週から長崎市で行われている国際会議で太平洋クロマグロの資源管理を協議し、各国の漁獲枠についても議論している。日本は30kg以上の大型マグロの漁獲枠を25%増やすよう求める一方、小型マグロの漁獲枠を6%減らすことを提案。国際会議最終日のきょう、漁獲枠の拡大は合意に至らなかった。この結果を受け、都内の海鮮料理店からは落胆の声が聞かれた。
