太平洋戦争末期の東京大空襲を逃れた仏教書の版木400枚余りが、埼玉県小鹿野町の寺で公開された。埼玉県小鹿野町の大徳院が、地域の歴史を知ってもらおうと初めて公開した。公開されたのは、浄土宗を開いた法然の伝記や修行僧向けの解説書などの版木合わせて400枚余りで、太平洋戦争の末期、所蔵していた今の東京文京区本郷の書店が空襲から守ろうと寺に預けたとされている。本堂に地域の人たちが集まり、寺の住職から当時の様子を教わったり版木を手に取ったりしていた。
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