戦争の記憶をどう引き継いでいくかが課題となるなか、子どもたちに平和の大切さを伝えようと高松・塩江町「塩江小学校」でお年寄りが戦時中の体験などを語る授業が行われ、6年生の児童6人が参加。講師は県遺族連合会から戦争の悲惨さを伝える語り部として派遣された黒川富彦さん(70)と藤澤久文さん(70)のほか戦争を体験した85~97歳の3人が務めた。子どもたちは太平洋戦争中、旧日本軍のインパール作戦でこの地域から少なくとも5人が現地に派遣され悲惨な体験をしたことや、太平洋戦争で叔父が兵隊に志願し犠牲になったことなどを教わった。当時の食べ物や衣類についてお米の配給があったときうれしかったことや、配給された布の生地を自分たちが縫って服を作ったことなど戦時中の様子も紹介していた。県遺族連合会は平和の語り部事業に力を入れることにしていて、来年度中には語り部として登録された会員を一覧にして学校側が平和学習の講師として依頼しやすくしたいとしている。
