派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金事件をうけ新設された、自民党の政治刷新本部。岸田総理を本部長に党執行部や歴代の青年局長、女性局長など38人の国会議員で構成される。安倍派からは最多の10人がメンバー入りした。初会合では派閥解消を求める声が相次いだ。刷新新本部では今月中に中間取りまとめを行うとしているが、野党側は批判の声が挙がっている。裏金事件をめぐっては池田佳隆氏が安倍派でキックバック廃止方針の決定後にキックバックの継続を要求していたことが判明している。自民党内からも「刷新する前に、裏金疑惑の真相究明が先」との声が挙がっている。