フェンシング代表は日本史上最高の5つのメダルを獲得するなど快挙を成し遂げている。日本代表のメダルラッシュの背景をよミトく！歴史的快挙の瞬間を振り返る。男子エペ個人で加納虹輝（26）の金メダル獲得から始まり、女子フルーレ団体・銅メダル、男子エペ団体・銀メダル、女子サーブル団体・銅メダルなどメダルラッシュになっている。日本時間きのう、イタリアとの決勝戦にのぞんだのは男子フルーレ団体。2012年のロンドン大会を超える史上初、金メダルを獲得した。これまでのオリンピックでのメダルの歴史を振り返る。初めてのメダルは2008年に太田雄貴が獲得した「北京オリンピック」。「ロンドンオリンピック」では、男子フルーレ団体・銀メダル。全開の「東京オリンピック」では、男子エペ団体・金メダル。パリでは、5つのメダルを獲得してる。躍進の理由についてロンドン五輪男子フルーレ団体銀メダル・パラフェンシングナショナルコーチ・三宅諒さんに聞いた。三宅は、「個の方が確実に上がってきた。もう1つは海外コーチの招聘」と語る。男子フルーレの監督を務めるのは、フランス人・エルワン・ルペシューコーチ。この方は東京五輪男子フルーレ団体の金メダリスト。さらに、環境の変化もあるという。三宅は、「練習する床が30枚敷かれてるすごく広いところになった。」と話す。以前は種目ごとに分かれて練習をしていたが、東京五輪前に約30面の広い練習場が用意され、独特の緊張感やいい意味でのライバル心等が出てきて、切磋琢磨してきたことがいい結果につながっているのではないか。さらに、フランス合宿の時には土地勘があるフランス出身コーチの支えで、選手たちはストレスなく本番への準備を進められたのではないか。先月中旬から体験会を行っている愛知・春日井市「KLフェンシングアカデミー」では予約が約140件きており、体験枠を増やして対応してるとのこと。