鹿児島県奄美大島では1979年、毒蛇のハブの捕食のため、およそ30匹のマングースが放たれた。しかし、昼に活動するマングースは夜行性のハブには向かわず希少な固有種を捕食し問題となっていた。国などは1993年以降、およそ36億円をかけ3万2000匹余りを捕獲。きのう、環境省自然環境局・植田明浩局長が「奄美大島でのマングースの根絶を宣言する。」と述べた。環境省によると、45年前にどの機関が何を根拠にマングースを放ったかについて正式な記録はないという。
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