奄美大島に生息する希少な昆虫などの動植物を、密猟や盗掘から守ろうと、昨夜、環境省や地元の自治体などがパトロールを行った。このパトロールは希少なクワガタなどの昆虫が活発に動き出す時期に合わせて毎年行っていて、昨夜は奄美市の林道に環境省や市、それに警察など約10人が集まった。参加者たちは木の枝や幹に昆虫を捕まえるためのわなが仕掛けられていないかを調べたり、不審な車や人がいないか確認したりしていた。昨夜のパトロールでは密猟などの違法行為は確認されなかったという。環境省によるとことし7月、国立公園を通る奄美市笠利町の市道で、昆虫用のわなが計15個仕掛けられているのが見つかり、職員が警告の札を貼ってもわなの設置を繰り返す悪質なケースがあったという。またことしは国立公園の外でも同様のわなが数十個確認されたということで、来月まで夜間のパトロールを続けて、密猟や盗掘を未然に防ぎたいとしている。
