自民党の高市総裁は、17日から始まる靖国神社の秋の例大祭期間中の参拝を、見送る方針であることがわかった。連立相手の公明党との間で不穏な空気が漂う中、参拝見送りは1つの配慮とみられる。きのうの自公党首会談で、連立合意は異例の持ち越しとなっている。公明党が任期中の靖国神社参拝に懸念を示す中で、高市氏の側近は「参拝は難しい」と話す。また、官房長官への起用が調整される木原稔前防衛大臣のあすからの台湾訪問についても、外交問題化を避ける意味から見送られるという。連立維持に向け、残る課題は政治とカネ。公明党は企業・団体献金の規制強化を求めているが、自民党は反発し、まだ合意は見通せない。公明支持者には「連立離脱もやむなし」の声が広がる一方、自民党幹部は「離脱はありえない。公明党は政権にいるからこそ国交大臣をとり、相当な恩恵を受けている」と強気。高市新執行部としては国民民主など野党との連立拡大も模索する中、まずは足元固めを迫られている。
住所: 鹿児島県奄美市名瀬大字大熊字中畑266-49
