与野党一騎打ちとなった島根1区で、立憲民主党の亀井亜紀子氏が勝利した。自民党の錦織功政氏が落選した。島根県で小選挙区制の導入後、初めて自民党候補が敗れた。今回の補選について、岸田総理は「私の姿勢も評価の対象として入っていると認識している」と発言していた。自ら2度選挙区に入り応援していた。今回の選挙結果に石破茂元幹事長は「知名度、統一教会、ハラスメント、キックバック」とコメント。自民党は3つの衆院補選で全敗した。政治ジャーナリスト・田崎史郎氏は「2009年に自民党が政権を失った時が麻生政権で、自民党はバラバラだとみられ総選挙で惨敗することがあった。党内で意見を言い過ぎることが選挙にはマイナスに働く」とし、6月解散について「岸田総理は何をやりだすか分からず警戒感が消えず、野党が通常国会会期末に内閣不信任案を提出するだろう。その時の政治状況で岸田総理は解散を打つ可能性がある」とコメント。