きょうの百条委員会で兵庫県・斎藤知事のパワハラ疑惑などを告発した元幹部職員への聞き取りや懲戒処分が適切だったか公益通報制度に詳しい専門家が参考人として呼ばれた。先週金曜日の証人尋問で斎藤知事は処分について「告発文は誹謗中傷性が高く適切だった」としていたが、専門家は「(元幹部を懲戒処分した)5月初旬の段階で公益通報に当たらないと判断したのは拙速に過ぎた。私は知事らのふるまいは公益通報者保護法に違反すると思う。」と述べた。このあとは懲戒処分の際に助言を行った県の特別弁護士への証人尋問が予定されているが、元幹部への聞き取りなどを指導する立場だった前総務部長は体調不良などを理由に欠席となった。