湖池屋が独自開発したオリジナル品種「白金ダンディ」と「女神のえくぼ」を使った商品を8月に発売すると発表した。新たに打ち出すのは、原料から作るという高付加価値を越えた超付加価値戦略。湖池屋はおよそ7年の歳月をかけてオリジナルの品種を開発し、量産を実現した。「白金ダンディ」と「女神のえくぼ」を使った商品は一袋170円ほど。10gあたりでは定番商品の1.3倍ほどと高価格帯になる。じゃがいもの品種から開発する商品は実は1月に試験的に限定販売をしている。プレミアム市場を狙ったことなどで、昨年度の湖池屋の売り上げ、純利益はいずれも過去最高を記録。売上高548億円、純利益22億円。今回の超付加価値戦略に加え、海外売り上げ比率を高めることで、2030年には売り上げ1000億円を目指す。