宇宙強国を目指すという目標を掲げる中国。オーストラリア・シドニー・国際宇宙会議の中国ブースに展示されていたのは無人月面探査機「嫦娥6号」の模型。この探査機は去年6月、世界で初めて月の裏側から岩石などのサンプルを持ち帰った。独自の宇宙ステーション「天宮」の運用実績を積み上げるなど着実に実力をつけている。2030年までに、中国人宇宙飛行士による有人での月面着陸を計画。さらに2035年までに月面に科学実験、資源開発を行う研究ステーションを整備するとしている。一方のインド。経済開発や安全保障上などの理由から宇宙開発に力を入れて産業の発展を目指している。ブースに飾られていたのは世界初の月の南極付近への着陸に成功したインドの月面探査機「チャンドラヤーン3号」の模型。2035年までに独自の宇宙ステーションを建設し、2040年までに有人月面探査を実現することを掲げている。
