東洋大学のエース、松山和希は前回大会、2区の給水ポイントにいた。直前の体調不良で走ることさえできなくなっていた。松山は小学校1年生のときに親子マラソンに出場し陸上が好きになったという。6年生のとき箱根駅伝を見て走ってみたいという気持ちが芽生え、夢が箱根駅伝になった。中学で陸上部に入り全国各地の大会に出場。両親は必ず応援に来てくれていた。学法石川高校を卒業し東洋大学へ入学。1年生で箱根駅伝の2区に選ばれ、1年生選手歴代2位の記録を叩き出した。2年の時も2区を走りチームの順位を4つ押し上げ区間5位。しかし3年生の夏、足首をケガし出雲駅伝、全日本大学駅伝は欠場。2022年12月、松山は復活。しかしその直後、インフルエンザにかかり、箱根のメンバーには選ばれなかった。両親から「ここからは這い上がるのみ」と励まされ、松山は1年ひたすら走り込んだ。2023年12月、松山は見事、復活。母の美有紀さんは「その日にできる最高をやってくれればそれでいい」などと話した。
住所: 福島県石川郡石川町大室502
URL: http://ishikawa-gijuku.ac.jp/
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