2025年6月28日、千葉県松戸市で開催されら宇宙シンポジウム。子どもや大人たちの視線の先にあったのは小さなロボットSORA-Q。世界最小、最軽量ながら世界初の自律制御機能を搭載した月面探査ロボット。1969年アポロ11号が人類春の有人月面着陸に成功。以来56年間、様々な探査機を送り込んできた。SORA-Qの開発がスタートしたのは10年前。当時JAXAで宇宙探査の新たなあり方を模索していた小久保孝。月や惑星の表面は凸凹しているため探査機は大きくした方が安定するが、大きなると爆弾なコストがかかるのがネックだった。そこで思いついたのが昆虫型ロボットの開発。昆虫のような超小型ロボットで月に挑むことにした。この挑戦的な試みに目を輝かせたのは渡辺公貴。タカラトミーで多くの商品を企画してきたアイデアマン。前代未聞の玩具メーカーによる宇宙の挑戦。ロボットのサイズをできるだけ小さくしたいと考える久保田が着目したのはトランスフォーマー型のおもちゃ。試行錯誤の末に完成したのが試作4号機。直結10センチ、重量300gの超小型ロボット。
住所: 東京都調布市深大寺東町7-44-1
URL: http://www.jaxa.jp/
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