政府がきのう、備蓄米放出に向けて入札を検討している集荷業者を対象に説明会を開いた。備蓄米は、3月上旬に入札公告を実施し、中旬に落札者に引き渡しを開始し、下旬以降に小売店などで販売される見通し。きのうの説明会は、対面とウェブで約200人が参加し、入差tの参加条件などについて説明があった。備蓄米の質と量が需要に見合うかどうか懸念する業者もいたという。専門家は、コメ価格の価格について、一律に下がるわけではなくムラがある、恩恵を受けるのは中食・外食産業のため、スーパーで買うコメの値段はあまり変わらない可能性があるなどとした。玉川は、問題は集荷業者から卸業者への流れ、備蓄米が放出されても、集荷業者が放出前と変わらない量しか卸さなければ状況は変わらない、政府は、集荷業者に対して、放出分を上乗せして卸すように指導することも必要だなどと話した。