一般家庭や事業所などでの太陽光発電で使い切れなかった電力をEV電気自動車の動力として活用するための実証実験が宇都宮市で始まることになりきょう関係者にバスがお披露目された。実証実験は早稲田大学と宇都宮大学、宇都宮市、それにバス会社が共同で行い一般家庭や事業所などで消費しきれなかった電力を使ってEVのバスを運行する。実験では余った電力を宇都宮市内4つの停留所で急速充電し客を乗せずにバスを走らせる。バスはおよそ50キロワットアワーの電力で50キロほどの距離を走行できるという。一般家庭や事業所などでは太陽光発電システムの導入が進んでいるが消費しきれなかった電力が送電線に流れ込む逆潮流の量が増えることで電力の安定供給に影響が出るとの懸念が指摘されている。実証実験はあさってから2週間行われる予定。
住所: 栃木県下野市医大前3