家族の介護や世話などをしている子どもたち、いわゆるヤングケアラーについて理解を深め支援を進めていこうとするイベントが宇都宮市で開かれた。イベントにはヤングケアラーの支援者などが集まり、この中でかつてヤングケアラーだったというお笑いコンビ、平成ノブシコブシの徳井健太さんが講演し小学生のとき父親が単身赴任になったあとで母親が家事をしなくなったとみずからの経験を紹介した。そのうえで徳井さんはヤングケアラーを支援するためにはその子どもに何回も声をかけて心を開いてあげてほしいと呼びかけた。会場には支援者どうしが経験や悩みを共有するコーナーなども設けられ子どもたちが声を上げやすい環境づくりや接し方などについて意見交換していた。
住所: 栃木県下野市医大前3