- 出演者
- 船木正人 一橋忠之 宮崎あずさ 黒田菜月
オープニング映像と挨拶。
日中の最高気温は茨城県古河市で38.8℃など関東・甲信の126地点中53地点で猛暑日となった。明日の予想最高気温は、前橋市と埼玉県熊谷市で38℃と危険な暑さが見込まれているほか、宇都宮市や甲府市で37℃、東京都心や水戸市で35℃と猛暑日が予想されている。また熱中症警戒アラートも発表されている。
関東・甲信の内陸部を中心に大気の状態が非常に不安定になり、昼過ぎには群馬県みどり市付近で1時間に約100ミリの猛烈な雨が降ったとみられる。関東・甲信では今夜遅くと、明日の昼前から夜遅くまで強い雷を伴い1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨になるおそれがある。
東京・大田区で長年半導体の研磨装置などを製造してきた会社は、売り上げの4割が自動車などにも使われる半導体関連の取引が占めているが、関税措置で自社の業績に影響しないか心配だという。この会社では人手確保のためこの5年、平均4%ほどの賃上げを行ってきた。今回の関税措置で業績に悪影響が出た場合、同水準で賃上げを継続できるか見通せないとしている。渡辺大社長は、一極集中で考えてしまうとどうしても対応が遅れるのでもう少し視野を広く対応していかねばと話した。
JETROの石黒憲彦理事長は今回の合意について、創意工夫で影響を緩和することが可能な水準と考えている、日本の産業界・農林水産物・食品の事業者がこれを機に一段と競争力を高めて強くなってくれることを期待すると話した。また、今後アメリカ輸出する品目に実際にかかる関税率などの情報提供に力を入れていくとした。
今月14日にドイツで行われた世界最高峰のボードゲームの賞「ドイツ年間ゲーム大賞」で、日本人のゲームデザイナー林尚志さんが制作した「ボムバスターズ」が大賞に選ばれた。日本人の受賞は初めての快挙。都内のボードゲームカフェでは受賞もあって今多く遊ばれているのが「ボムバスターズ」。「ボムバスターズ」は爆弾のコードを切断し解除する設定のボードゲーム。トランプのババ抜きのように自分のタイルの数字と他のプレイヤーのタイルの数字を揃えればコードを切断できる。それぞれがどんな数字を持っているから推理して全員で協力してミッションのクリアを目指す。ババにあたる赤いコードのタイルや異なる2つの数字を選んでしまうと爆弾が爆破し、赤いコード以外を全て選べばクリアとなる。デザインをした林尚志さんは愛知県出身の49歳。現在は横浜を拠点にボードゲームを開発している。ドイツ年間ゲーム大賞は長年の憧れだった。林さんは大学生卒業後、大手ゲーム会社のエンジニアとして働いていた。テレビゲームとは異なるリアルの良さに魅せられ休日はボードゲーム作りをしていた。11年前に鉄道をテーマにしたゲームがアメリカの賞を受賞し注目を浴び、会社を辞めてゲームデザイナーに専念することにした。これまでに作ったゲームは約70個で、毎年4~6個を制作している。林さんは、ボードゲーム会を開いていた流れがコロナでいったん消えてしまったと話した。売れ行きも落ち込んだ中で、じっくり時間をかけて開発したのがボムバスターズだった。開発中にオンラインで友人に何度もプレイしてもらいながら完成させたという。このゲームは回を重ねるごとに少しづつルールが追加されていく60以上のミッションがあるのも特徴。専門家はこうした点もゲームの面白さにつながっていると分析する。林さんは、全く何も無いところから徐々にゲームとしての姿が見えてくる工程が楽しい、大賞をとれたことは嬉しいが今後もボードゲームは続けて作っていくと話した。
明日の関東の天気を伝えた。
気象庁によると、神奈川県の箱根山では芦ノ湖南部付近を震源とする地震が昨日までに69回に上っている。10年前に噴火が発生した大涌谷付近では地震の増加はみられず、周辺も含め地殻変動などの観測データに特段の変化はないという。神奈川県温泉地学研究所の萬年一剛研究課長は、火山ガスなどの状況に大きな変化がないほか、一連の地震の波形・分布の特徴などから火山活動との関連は薄く、断層運動による地震ではないかとしている。気象庁は活火山であることに留意を示す噴火警戒レベル1を継続したうえで、今後の火山活動の推移に注意するよう呼びかけている。
学童保育は共働き家庭の増加などで利用のニーズが増えており、定員に空きがないなどの理由で利用できない待機児童の数は去年全国で1万7600人余と過去2番目に多くなった。最も多かった東京23区の最新の状況を調べたところ、今年5月時点の待機児童の数は1841人と前年から443人減少し、8年ぶりに2000人を下回った。待機児童はいないと回答した自治体も10あった。新潟県立大学の植木信一教授は、国の学童保育への支援も手厚くなっている、施設整備費や補助率のかさ上げが行われて、そういった仕組みをうまく活用してきていると語った。
去年全国で発生した水の事故の件数は1535件で、過去10年で最多となっている。中学生以下の子どもが亡くなる水難事故の半数近くが河川というデータがある。川の「淵」は流れは比較的緩やかだが非常に深くなっている。はまってしまうと浮力を確保出来ずに呼吸が出来ないなどの危険がある。一方「瀬」は浅く立っても渡れるが流れが非常に速くなっており足をとられ、膝下で遊んでいたとしても一気に流されてそのまま「淵」にはまってしまって溺れるケースもある。川のグラデーションには注意が必要。惹き込まれるように入っていくとグラデーションのところで深くなって一気に足を取られて溺れるケースがある。次に海で注意すべきは高波と離岸流。30cmくらいの低い波でも100回に1回は1.5倍、1000回に1回は2倍など高い波が必ず来る。波打ち際だったら危なくないと子どもだけで遊ばせると一気に高波に飲まれて沖に流される危険がある。数か所岸から沖合に水が逃れる流れが離岸流と呼ばれるもので、幅は狭いが水流は速く1秒間に2mなどで五輪選手でも抜け出せないとされる。要救助者のレスキュー数は14時台が最も多くなっており、原因としては昼食後の気の緩み、午後は海風が強く波も高くなるなどの複合的な理由があるとされる。天気確認は風の強さや方向、海は特に波の高さなども確認する。また持ち物としてライフジャケット、マリンシューズなどが必要。スローロープは、中に20m程のロープが入っており引っ張って救助することができる。重要なこととしてママパパポジションがある。必ず大人が子どもと一緒に水に入り、川の場合は子どもよりも下流に、海の場合は子どもより沖合にいることで、子どもが流された場合にすぐキャッチできるポジションにいることが大事。
本日は神奈川県を取材。綾瀬市は町工場が多く、ものづくりのまちでもある。今回取材した工場は自動車部品の一部をつくっている。あやせでは4回にわたってあやせ工場オープンファクトリーというイベントが行われる。そこで今週土曜日にできるものづくり体験では、猫型スマートフォンスタンドを作成できる。このスタンドはレーザーや溶接の技術を使ってつくることができる。そしてもう一つは絞りの技術を使って羅針盤、その他風鈴や黒板なども親子で楽しみながらつくることができる。
エンディングトーク。