「ソーラーシェアリング」という考え方が様々な業界に広がりつつあるが、荒地化した農地の再生にも活用されている。栃木・宇都宮市の大麦畑の上にはたくさんの太陽光パネルが。農地に約3メートルの支柱を埋め、その上に太陽光パネルを貼ることでパネルの下で農作物の栽培が可能となるのだ。この太陽光発電は農業機械大手のクボタが手掛けている。クボタのカーボンニュートラルビジネス企画室・橋本敏晴室長は「農業と太陽光エネルギーの両方を取っていく」と話していた。農地面積は年々減少し、1961年の約3割まで減っている。ソーナーシェアリングにより農業が拡大することで、クボタの農機市場のさらなる拡大が狙えるという。
住所: 栃木県下野市医大前3