6年前口コミで広まった映画「カメラを止めるな」の再来と言われている映画「侍タイムスリッパ−」を紹介。現代の時代劇撮影所にタイムスリップしてきた侍が現代で生活していくため役者として奮闘する物語。公開当初は1館のみの上映だったが、SNSなどの口コミで話題となり現在は全国120館以上で上映されている。ファンタジア国際映画祭では観客賞金賞を受賞した。安田淳一監督は京都で米農家を営みながら映画製作を行っている。自主製作映画のためスタッフは10人足らず。ヒロイン役の俳優が助監督も務めている。安田監督がこだわったのは時代劇には欠かせない斬られ役。生死をかけて戦ってきた侍が現代の時代劇で斬られる演技をする姿をコミカルに描く。