高知・安田町にある映画館「大心劇場」は昭和29年に開館。昭和の名作が見られると多くの人に親しまれてきた。館主の小松さんは劇場の名物となっているギターの弾き語りを行っている。小松さんは開館70年の節目にこれまで支えてくれた客への感謝を込めイベント開催を考えた。しかし、イベント開催前に病気を患い7か月間の休業を余儀なくされた。映画館を続けることへの不安を抱えながらイベントの日が近づいた。そしてイベント当日、自主制作映画を上映した桜井さんがやってきた。小松さんの体調を気遣い、司会や運営を引き受けようとやってきたという。その後も小松さんのために続々と人が集まり、イベントに向け準備を進めた。いよいよイベント本番。ステージに上がった小松さんはギターの弾き語りを披露。小松さんはこれから1歩ずつ1歩ずつという思いでやっていきたいと話した。