交通違反の指導や取り締まりにあたる白バイ隊員の中で、さらに選抜されるのが「特別訓練員」。ことしは6人が任命された。キャプテン・吉本和矢巡査長を取材。吉本さんは天皇皇后両陛下を先導する白バイ隊員を見て白バイ隊員に憧れ、警察官を目指したという。特別訓練員は重さ300キロ以上の白バイを自在に操れるように運転技術を磨くため、半年間現場を離れて訓練を行う。吉本さんは2年連続で全国t外界の代表に選出された。先週、広島県警の白バイ隊員が運転技術を競う大会が開かれ、吉本巡査長も参加した。吉本さんがエントリーした種目には37人が出場。まず精密なハンドルさばきが求められるスラローム走行、吉本さんは一箇所で障害物に接触してしまった。さらに一本橋走行では、5.8秒と芳しくないタイムとなってしまう。個人、団体ともに入賞を果たせなかった。吉本さんはここから切り替え、全国大会での活躍を誓った。来月12日からは全国大会が行われる。