来月の東京都知事選挙に出馬を表明している東京都の小池知事が、災害対策や子育て支援などを柱とした公約を発表した。小池都知事は「子育て、教育にお金がかからない東京を目指す」と述べた。都知事選で3選を目指す小池都知事は「もっと!よくなる!東京大改革3.0」と題した公約を発表した。災害から都民を守る「首都防衛」を重点施策として地震や火災から命を守るため木造住宅密集地域の解消、無電柱化を推進するほか、ミサイルの飛来に備えたシェルターの整備も進めるとした。子育て支援策として無痛分娩費用の助成、保育料の無償化を第1子まで拡大。高齢化社会に対応するため都独自の認知症専門病院を創設する公約を掲げた。蓮舫参院議員もきょう午後、公約を発表予定。「7つの約束」を掲げ本当の少子化対策として非正規格差の解消に取り組む方針である。具体的には非正規の都職員を専門職から正規社員に待遇改善をおこなう。多子世帯への「家賃補助制度」の創設などを打ち出す。福祉の現場で働く若者の奨学金返済支援や家賃支援を行う。都知事選には安芸高田市前市長の石丸伸二氏、元航空幕僚長田母神俊雄氏などこれまでに50人以上が立候補を表明している。都知事選は今月20日に告示、来月7日に投開票が行われる。