気象庁は今日午前11時、九州北部・四国の梅雨入りと沖縄地方の梅雨明けを発表した。九州北部の梅雨入りは平年より4日遅く、四国は平年より3日遅い。去年と比べるといずれも9日早くなっている。また沖縄地方の梅雨明けは平年より13日、去年より12日早く、このまま確定すると2015年と並んで統計開始から最も早い梅雨明けとなる。一方既に梅雨入りしている九州南部では局地的に雨が強まっていて、午前11時までの1時間には鹿児島・屋久島町の雨量計で53ミリの非常に激しい雨を観測した。九州北部でも明日以降大雨のおそれがある。明日朝までの24時間に降る雨量はいずれも多い所で九州北部で80ミリ、九州南部で120ミリと予想され、明後日朝までの24時間には九州北部と九州南部でいずれも150ミリと予想されている。梅雨前線はその後も西~東日本に停滞する見通しで、総雨量は増えるおそれがあり、土砂災害などに十分注意が必要とのこと。