埼玉県長瀞町の宝登山のふもとの山あいでは、地元の製氷業者が沢の水を人工の池に引き込み、自然の寒さで凍らせる氷作りを明治時代から続けている。きょうから氷の切り出しが始まり、厚さ14cmに凍った氷を、縦70cm、横50cmの大きさに切り出したあと、手際よくトラックの荷台に積み込んでいた。けさは近くの秩父市で最低気温が−3.7度と平年並みの冷え込みで、ことしは順調に氷ができているという。氷の切り出しは来月上旬まで行われ、近くの蔵で保管されて、夏にかき氷として提供されることになっている。
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