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「宣伝会議」 のテレビ露出情報

「TRAIN TV」開局の舞台裏について。ジェイアール東日本企画の中里さんによるとモニター自体は山手線に2002年から搭載され広告などを中心に流している。谷口さんは「若年層にリーチできるところが車内広告の特徴」などと話した。中里さんによると、前は約7割が広告だったのを半分以上が番組という構成に変え、ニュースなどだけでなく、様々なジャンルの番組にチャレンジしているという。そのきっかけはコロナ。昨今人の移動が戻ってきた一方、広告主の出稿は戻ってこなかった。その原因はスマホが大きいと中里さんは感じているという。中里さんは「本当のメディアのあるべき姿としてコンテンツに投資していこうと考えた」などと話した。
TRAIN TVで流すコンテンツは「タイパ動画」「サイレント動画」「完全オリジナル」という条件があるという。中里さんによると、乗るときに最低でも1個の番組は見てもらいたいと1分の短尺動画にチャレンジしている。また、電車の中の音声はアナウンスに使わなければいけないためサイレントが条件となっている。電車の中だから見れる完全オリジナルもこだわりなのだという。人気番組「チョコプラEX」はお笑いコンビチョコレートプラネットの2人がサイレントな笑いに挑戦するお笑い番組。表情で表現できる芸人としてチョコプラを選んだそう。「黙喜利」は言葉を発せないシチュエーションでお笑い芸人がサイレント大喜利にチャレンジする番組。谷口さんは「全然見知らぬ人たちと電車に乗っているが共体験が生まれる感じが面白い」などと話した。「サイレンタリー」は親子の愛をテーマにした60秒のドキュメンタリー番組。谷口さんは「電車内にいる人のモーメントをうまく捉えている。働くママ・パパの気持ちに寄り添っているなと思う」などとコメントした。
利用している人の反響も多く、広告主の反響も上々である一方、一部からは厳しい意見もあるという。乗客はTRAIN TVを見たくて電車に乗っている訳ではないということで、中里さんは「見せる動画というものをしっかり考えなきゃいけない。いろんな方が電車に乗られているのでそういう方たちに楽しんでもらえる番組にしなければいけない」などと話した。コンプライアンス的には暴力的なものや性的なものは一切NG。テレビ局のガイドラインよりもはるかに厳しいものを設定して番組制作をしているという。また、ふさわしい動画のあり方を模索しながら考えているということ。今後の展望について中里さんは「まだチャレンジしていないジャンルの番組、具体的にはドラマにチャレンジしていきたい。他のメディアとの連携は大事にしていきたい」などと話した。谷口さんは「共体験の可能性を突き詰めていくといろんな広告効果も生まれてきそう」などと話した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年7月6日放送 5:30 - 6:00 フジテレビ
週刊フジテレビ批評The批評対談
4月からJR東日本の主要16線とゆりかもめの車内で「TRAIN TV」の放映が始まった。音が出せない条件がある中、お笑いやドキュメンタリーなど次々と放映している。開局の狙いやサイレント番組の難しさとは。その舞台裏に迫る。

2024年6月14日放送 5:20 - 8:00 TBS
THE TIME,THE TIME,マーケティング部
やってきたのは東京・南青山にある雑誌「宣伝会議」の編集部。1954年に創刊された日本初の広告マーケティング専門誌で、70年にわたって世界中の広告業の最先端を掲載。今の編集長・谷口さんに話を聞いた。広告業界の最新事情を知る谷口編集長がいま注目するPR方法は「OOH」。「OOH」とは「アウト・オブ・ホーム」の略で、街なかの広告や電車内広告などの総称を指す。コロナ[…続きを読む]

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