- 出演者
- 渡辺和洋 新美有加 中里栄悠 谷口優
オープニング映像。
「電車の中のテレビ局 TRAIN TV開局の舞台裏」など本編内容を予告。番組へのご意見・ご感想は番組Xまで。
27日放送の「二宮ん家ザゴールデン」に寄せられた視聴者からの意見を紹介。“小芝居やほのぼの感がないのは寂しいが放送のたびに面白さがアップ。毎回選ぶランキングが秀逸で楽しい。全体を通して本当に楽しくずっと笑って過ごした2時間”など。
29日放送の「土曜プレミアムBABA抜き最弱王決定戦〜2024夏〜」に寄せられた視聴者からの意見を紹介。“BABA抜き最弱王は昔から見ていて久しぶりで楽しく見た。最近では面白い番組が少なかったが2時間以上テレビを見てやはり面白いと再確認した。また見入ってしまうほどの番組を”“駆け引きなどがとても面白かった。しかし見ているときにJOKERの表示はあったけれど既にシャッフルを使ったかがパッと見で分からないのでその表示もほしい”など。
20日放送の「すぽると!」に寄せられた視聴者からの意見を紹介。“「大谷の技術解説」分かりやすく大悟の体験しながらの実況が凄く新鮮で野球の醍醐味に触れたような気がした。何がどうすごいのか?を知りたい。これからも楽しみ”など。
フジテレビ社外モニター会議が開かれた。対象となった番組は「今夜解禁!禁断の一騎打ちサンドのこんな勝負させて大丈夫!?GP」。50代会社員「週末のこの時間に家族一緒に楽しむことができる良い番組だったなというのが第一印象」、50代会社員「プロボウラーのスペアPK対決。相手が残したピンを倒してスペアを取るという企画が素晴らしい」、20代大学生「教習所の『助手席片手運転対決』が一番面白かった」、20代会社員「カメラの切り替えが多いと思った」、20代大学院生「『今夜解禁』とか『禁断の』とか『こんな勝負させて大丈夫!?』っていう文言。入口としてタイトルでここまで期待を持ち上げすぎるとちょっと冷めちゃうというか期待していいのかな?と思ってみないパターンもある」、企画・浅野翔太郎「『今夜解禁』とか後ろに『GP』って入れることで1つじゃなく対決がいろいろ見られると思ってもらえればいいなとつけたが、確かに覚えられないような(長い)タイトルだと今後得なのかな?と思う」とコメント。
4月からJR東日本の主要16線とゆりかもめの車内で「TRAIN TV」の放映が始まった。音が出せない条件がある中、お笑いやドキュメンタリーなど次々と放映している。開局の狙いやサイレント番組の難しさとは。その舞台裏に迫る。
「TRAIN TV」開局の舞台裏について。ジェイアール東日本企画の中里さんによるとモニター自体は山手線に2002年から搭載され広告などを中心に流している。谷口さんは「若年層にリーチできるところが車内広告の特徴」などと話した。中里さんによると、前は約7割が広告だったのを半分以上が番組という構成に変え、ニュースなどだけでなく、様々なジャンルの番組にチャレンジしているという。そのきっかけはコロナ。昨今人の移動が戻ってきた一方、広告主の出稿は戻ってこなかった。その原因はスマホが大きいと中里さんは感じているという。中里さんは「本当のメディアのあるべき姿としてコンテンツに投資していこうと考えた」などと話した。
TRAIN TVで流すコンテンツは「タイパ動画」「サイレント動画」「完全オリジナル」という条件があるという。中里さんによると、乗るときに最低でも1個の番組は見てもらいたいと1分の短尺動画にチャレンジしている。また、電車の中の音声はアナウンスに使わなければいけないためサイレントが条件となっている。電車の中だから見れる完全オリジナルもこだわりなのだという。人気番組「チョコプラEX」はお笑いコンビチョコレートプラネットの2人がサイレントな笑いに挑戦するお笑い番組。表情で表現できる芸人としてチョコプラを選んだそう。「黙喜利」は言葉を発せないシチュエーションでお笑い芸人がサイレント大喜利にチャレンジする番組。谷口さんは「全然見知らぬ人たちと電車に乗っているが共体験が生まれる感じが面白い」などと話した。「サイレンタリー」は親子の愛をテーマにした60秒のドキュメンタリー番組。谷口さんは「電車内にいる人のモーメントをうまく捉えている。働くママ・パパの気持ちに寄り添っているなと思う」などとコメントした。
利用している人の反響も多く、広告主の反響も上々である一方、一部からは厳しい意見もあるという。乗客はTRAIN TVを見たくて電車に乗っている訳ではないということで、中里さんは「見せる動画というものをしっかり考えなきゃいけない。いろんな方が電車に乗られているのでそういう方たちに楽しんでもらえる番組にしなければいけない」などと話した。コンプライアンス的には暴力的なものや性的なものは一切NG。テレビ局のガイドラインよりもはるかに厳しいものを設定して番組制作をしているという。また、ふさわしい動画のあり方を模索しながら考えているということ。今後の展望について中里さんは「まだチャレンジしていないジャンルの番組、具体的にはドラマにチャレンジしていきたい。他のメディアとの連携は大事にしていきたい」などと話した。谷口さんは「共体験の可能性を突き詰めていくといろんな広告効果も生まれてきそう」などと話した。