2024年6月22日放送 5:30 - 6:00 フジテレビ

週刊フジテレビ批評

出演者
渡辺和洋 新美有加 上田慎一郎 品田英雄 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

オープニングトーク

オープニングの挨拶をした。今日は世界市場8兆円超も!縦型ショートドラマの魅力を伝える。ご意見・ご感想は番組Xまでと伝えた。

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テレビウィークリー
フジテレビに届いた視聴者の声

「ワイドナショー」では“教職員の時間について語ってくれて涙が出た。早朝から会場に行くなど家庭にかける時間はない。部活は人間を育てるのに貴重な場だとの思いも捨てられず”、“地域に委託すればとの話だが指導者確保が難しい。費用が生まれることで部活に入れない子供が増える。子供たちの感性や経験値を減らすのはどうなのか”などと声があった。「なりゆき街道旅」では“少しマンネリしているように思うときがある。他局があまりロケしないようなスポットをもっと取り入れたらどうか。提案募集もひとつの方法”などと声があった。「366日」では“高校生時代の2人の気持ちがすれ違って大人になってやっと気持ちがつながったと11話分で表してほしかった。最終話に全部完結をつめるドラマは面白くない”などと声があった。「今夜はナゾトレ」では“毎週「ナゾトレ」だけはテレビの前に家族が揃う。難し過ぎる問題ばかりではないので小1の子供も一緒に考えて答えることができるのが素晴らしい”などと声があった。

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The批評対談
世界市場8兆円超も!縦型ショートドラマの魅力

今年4月、都内で次世代のクリエイターの発掘を目指す縦型ショートドラマのコンペティション「ショードラアワード2024」の授賞式が行われた。縦形ショートドラマはスマートフォンで視聴することを想定して作られ1話3分以内の作品が多く、手軽に試聴できるのが特徴。日本でも去年映画監督の上田慎一郎さんが制作した作品がカンヌ国際映画祭の第2回#TikTokShortFilmコンペティションで最高位のグランプリを受賞。上田監督は「カメラを止めるな!」で人気を博し、今年11月には内野聖陽さん、岡田将生さん主演映画を公開することを発表した。劇場公開用の長編作品と縦型ショートドラマとの違いはどんなところにあるのか。縦型ショートドラマの魅力を深堀りする。

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TikTokカメラを止めるな!グランプリショードラアワード2024授賞式上田慎一郎内野聖陽品田英雄岡田将生日経BP総合研究所第2回「#TikTokShortFilm コンペティション」第76回カンヌ国際映画祭
世界市場8兆円超も!縦型ショートドラマの魅力 / 企業も注目!縦型ショートドラマの広告活用 / 長編作品と競合は?縦型ショートドラマのこれから

縦型ショートドラマについて上田さんは「スマホで見ることを想定して作られた縦画面の2分から3分とかのドラマ」、経済効果について品田さんは「5年後には世界市場が8兆円を超えるようになるのではと言われている」などとコメントした。上田慎一郎監督の「レンタル部下」が流れた。上田さんは「着想はネット記事を見て。とある中年のサラリーマンが部下をレンタルして一緒にカラオケ行って盛り上がってる写真を撮ってSNSに『盛り上がってます』みたいなのを投稿して承認欲求を満たすっていうので闇深と思った」などと話した。品田さん「俳優側に求めるものとか求められるものって何ですか?」と聞くと、上田「ないですね」などとコメント。縦型ショートドラマならではの魅力について上田さんは「つぶやくように物語を作るっていう感覚があって。例えば映画だったら企画始動から公開まで2年ぐらいかかっちゃう。今の社会のスピード感だと2年後には空気感が変わってるみたいなことが結構ある。本当に極端なことを言えば、朝見たニュースにインスパイアを受けて夜には公開するみたいな。物語を使って何か発言するみたいなこととかができる感覚が」などと話す。品田さんは「視聴者と近いということがあって。今日起きたことをすぐに映像にするし、それを見た人がまたコメントできるというSNSネット時代ならではの特徴がクリエイターに返る」などとコメントした。

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TikTokカメラを止めるな!キミは誰?グランプリレンタル部下日経BP総合研究所第2回「#TikTokShortFilm コンペティション」

今年4月、都内で次世代のクリエイターの発掘を目指す縦型ショートドラマのコンペティション「ショードラアワード2024」が行われた。受賞作品を紹介した。品田さんは「発想も視点もそれから編集まで含めていろいろなものが応募されてきたってことでびっくりした」などと話した。上田監督おすすめ作品は鈴木朝代「インサイド、シャツ。」だった。上田さんは「圧巻のリアリティ」などとコメントした。品田さんのおすすめ作品は奏羽茜「終電間際の男と女」だった。品田さんは「人気の秘密ってなんだろうというのを考えさせられる作品」などと話した。上田監督は三井住友カードの依頼で「忙しすぎる人」を製作した。上田さんは「三井住友(カード)さんからタッチ決済を訴求したい、PRしたいということで受けまして、ポイントの中に素早く決済できるタイパがいいということが入っていた。でもそれって今どこのタッチ決済も同じような機能はある。『差別化にならないですよね』という話になって。それならタイパ思考に対するカウンターメッセージを打って『うちの会社は違うぞ』というブランディングにした方がいいんじゃないかという話をしてこういった作品になりました」などと話した。品田さんは「製品とかサービスの差別化が難しくなる中でどうやって共感をしてもらうかっていうと、実は物語が持つような雰囲気とかテイストってすごく大切で、そういう気持ちがいいものにぶつかると感動もしますし、それを他の人にも勧めるっていうことでブランディングに役に立つ」などと話した。上田さんは「普段物語を摂取する暇がない人が摂取するきっかけ、入り口になっている。縦型ショート(ドラマ)が既存の映画とかドラマへの入り口にもなり得る。スマートグラスに変わったら空間全体のエンタメ化が行われていくと思う」などとコメントした。

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