- 出演者
- 渡辺和洋 新美有加 鈴木おさむ 古市憲寿
オープニング映像。
なぜ今引退?元放送作家・鈴木おさむテレビへの提言。
オンナの出口調査では女性のやりたいのに出来ないことを都内各所で調査し、テンポ良く面白かった等の声が寄せられた。坂上どうぶつ王国では動物バラエティー番組で、毎週楽しみに見ている等の声が寄せられた。アンメット ある脳外科医の日記ではチームワークの良さがにじみ出るドラマである等の声が寄せられた。東京都知事選挙について取り上げた報道・情報番組については小池都知事と蓮舫氏の一騎打ち的な報道にしか見えず、デジタルを使えない有権者には優しくなく公平性に欠ける等の声が寄せられた。
多くのヒット番組を世に送り出した元放送作家の鈴木おさむが今のテレビ番組に何を思っているのか等について古市憲寿が疑問をぶつけると紹介。
今年3月に放送作家を引退した鈴木おさむは今のテレビについて、今現在自分が絶対に見ないと思うようなものはなくて、いかがわしいものがどんどん狩られてモラルを本当に求められていくと作られるものが似てしまい、どこかの局が抜本的なことをしないと変わらない等と話した。またフジテレビも昔のことをやりたがるが、ただ持ってくるだけでなくてそれだけで満足しないことが大事である等と話した。視聴率ってどうやってとるかの質問に対して、個人視聴率を目指すのかコアターゲットを狙うのかを考えた時に若い人はTikTokの方がを見ている等と話した。鈴木おさむが自身を老害と口外するわけは番組が終わる時に若い人には伝えられず、企画が挙がっても会社のために良かれと思ってその意見をなくしたりしている事がわかっているのが40代になるとすごく出ている等と答えた。
鈴木おさむはテレビはどう変わるべきかの質問に対して、ラジオは皆が中々聞かなくなったがradikoが出来てスマホやパソコンで聞けるようになって接触率が挙がった。その後はマネタイズのために人気者でコミュニティー力の高いパーソナリティーを使って深度の深いファンが居る人を育ててイベントをやる方法が見つかった。テレビもそれを真似して深度の深い番組を作ることも考えてやってみたらいいと思う等と話した。また著書の最後のテレビ論ではテレビはネットに負けた言えばいいと記されており、鈴木おさむはテレビとネットと融合した番組を作るべきで、今の若い人が付けたほうがいい付加価値は強烈に何かが好きである事である等と話した。