人手不足が深刻となっている漁師だが、高知県室戸市ではサラリーマン漁師の導入により県外から移住した漁師が5年間で35人誕生している。漁労部長の山本さんは岩手の網元会社から資金提供を受け株式会社として復活。水揚げ量によって収入が上下する給与体系を毎月固定の基本給を支払うように変更し、住宅・食費などの各種手当もつけるなど漁師のサラリーマン化を実現。また勤務時間もタイムカードで管理し週休や有休も導入。年功序列も廃止しやる気と実力のある若者を積極的に重要な役職に抜擢している。県でも就職希望者に漁業体験制度を設け宿泊費などを負担する仕組みを設けるなど支援に乗り出している。