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「室戸(高知)」 のテレビ露出情報

海洋深層水は豊富な栄養素を含んでいて、健康につながるとして飲み水や化粧品に使われるなどブームにもなった。近年、海洋深層水の新たな使いみちの研究が進み、再び注目を集めている。30年以上前から海洋深層水の実用化に取り組んできた高知県。室戸岬にある県の研究所で今取り組んでいるのが、海洋深層水を活用して生物の寿命を延ばそうという研究。足を広げると3メートル以上もあり、全国の水族館で人気を集める世界最大級のタカアシガニ。水族館で飼育した場合、平均寿命は2〜3年と短く、甲羅などに黒い斑点が出来て、広がると死にやすくなる。そこで大阪の水族館「海遊館」と共同研究を実施。海洋深層水を用いて飼育したところ、黒い斑点をなくす脱皮行動を促す効果があることが分かった。表層の海水に入れたカニの3分の1が脱皮しなかったのに対し、海洋深層水ではすべてのカニが脱皮した。研究所は、全国の水族館から海洋生物の治療を受け入れて、ビジネス化できないか検討している。さらに食卓を支えようという研究も。のりの栄養になる窒素やリンの減少などによって、のりの色落ちが発生し、収穫量の減少が続いている。味のりや焼きのりに使われる「スサビノリ」を海洋深層水を使って培養。5週間浸した結果、緑色のもととなる葉緑素が通常の海水の2倍以上に増え、成長スピードも速くなった。
活用方法の研究が進む海洋深層水。エネルギー問題解決の一助になるとの期待もある。全国の自治体などが参加して行われた海洋深層水サミットでは、沖縄県の活用事例として紹介された、蒸気を使う発電システムが注目を集めた。水温20〜30℃の海面に近い海水でアンモニアなどを蒸発、蒸気によってタービンを回して発電する。そして約10℃の海洋深層水でアンモニアなどを液体に戻し、循環させる仕組み。高知県海洋深層水推進室・三宮雅史主幹は「エネルギー分野に広まっているという意味で新しいフェーズを迎えている。深層水の価値をイメージ先行ではなくエビデンスに基づいて伝えていく、ここはしっかりと力をいれてやっていきたいなと思っている」と述べた。貴重な天然資源の有効活用が、地域の経済にも貢献する可能性がある。ほかの地域でも海洋深層水をカキやアワビの養殖に用いたり、ミニトマトの栽培に用いることで甘みが増したという事例もあるという。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年12月24日放送 13:05 - 13:55 NHK総合
列島ニュース列島ニュースアップ
海洋深層水は健康にいいとしてブームにもなったものの、関連商品の売り上げは減少してきた。こうした中、新たな使いみちの研究が進み、再び注目されている。高知県海洋深層水研究所(高知・室戸)では新たな研究が続けられている。海洋深層水が入った水槽につかっていたのは世界最大級のカニ・タカアシガニ。水族館で飼育した場合の平均寿命は2、3年と短く、黒い斑点ができて広がると朽[…続きを読む]

2024年7月4日放送 8:15 - 9:55 NHK総合
あさイチ愛でたいnippon
竹灯りづくりについて加藤諒は「集中してやれるので無心になれる。」、横澤夏子は「子どもと一緒にできるのも楽しいし、白い壁にも映るのが楽しそう。」などと話した。DMVの走行区間には天然温泉や廃校水族館もある。さらに徳島の船では海中を見ることができる。最近では黄金のハモが街の博物館に展示されている。

2024年6月21日放送 7:00 - 7:45 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(特集)
今から70年前の3月1日、米国が太平洋のビキニ環礁で水爆実験を行った。静岡のマグロ漁船「第五福竜丸」などが被ばくした所謂“ビキニ事件”。約1000隻の日本の漁船(3分の1が高知の漁船)も被災したが、その実態はこれまで余り知られてこなかった。今回NHKは、約1年かけて元船員や遺族など関係者を訪ね歩き100人近くを取材。船員達は長らく事件について口を閉ざしてきた[…続きを読む]

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