昭和から根強い人気を誇った「ラーメン屋台」。しかし規制の強化や営業場所の確保が難しくなり、その数は激減しているという。そんな中、昭和の面影を色濃く残すラーメン屋台が久喜駅前にあった。店主の宮島さんは「屋台ラーメンはみんな辞めた」などと話した。ラーメン屋台が絶滅危惧にある中、駅前で50年暖簾を守り続けている「宮ちゃんラーメン」である。昔ながらのしょうゆらーめんが600円と飲み会帰りのサラリーマンに大人気だという。調理を担当するのは宮島弘さん(77)で妻マサ子さん(76)は接客を担当する。午後8時には東京から3時間かけて週4日も通う親子の姿があった。親子は東京・足立区で生花店を営んでいるという。その翌日も親子で来店しチャーシュー麺大盛りを2杯食べていった。1年前にSNSで見つけてから虜になり、今では他のラーメンは食べられなくなったという。