秋篠宮家の長男・悠仁さまは、きょう18歳の誕生日を迎え、成年皇族となられた。筑波大学附属高校3年生の悠仁さまは、皇位継承順位が2位で、民法の改正により18歳で成年を迎えられた初めての皇族。節目にあたり、悠仁さまは宮内庁を通じて「もう成人なのかと思うと、時が経つのは早いと実感しています」「多くの方々がその時々にさまざまな形で心を寄せてくださいました。深く感謝申し上げます」と文書で感想を寄せられた。幼い頃からトンボに関心を寄せ、生息環境などの調査を続けている悠仁さまは、研究者と共同で論文を発表し、この夏、昆虫学に関する国際会議に初めて参加された。昆虫や植物を取り巻く環境など、「自然誌」について学べる大学への進学を目指し、学業中心の生活を送られていて、文書で「今は最終の学年として進路実現に向けて努めつつ、学校行事を含め、残り少ない高校生活を大切にしたいと思います」とつづられた。男性皇族の成年は秋篠宮さま以来39年ぶりで、成年としての記者会見や儀式、公務への出席は来年3月の高校卒業以降となる。