「東日本大震災 災害に応じた伝え方に課題」についてトーク。2011年に発生した東日本大震災は最大震度7で死者数は1万5900人となり、福島第一原発事故も発生した。調査によると当時避難時に役に立った情報源はラジオ・29.2%、防災無線・21.4%、テレビ・12.4%、ニュースなどのウェブサイト・0.8%であり、停電も発生したため当時は車載テレビで情報を得ていた人々も多かったなどと木村らが伝えた。関谷らは当時のテレビ報道について、災害の様子が繰り返し流されている状況が続き、被災地によっては視聴するのを避ける被災者、リアルタイムの情報を得るためにしがみついて視聴する被災者などに分かれていたなどと告げた。小笠原と再び中継を繋ぎ、小笠原は東日本発生当時、製油所の火災が発生し、有害物質を含んだ雨が降ると流言がSNSなどで拡散され、情報交換することで事態を理解しようとするコミュニケーションが生まれていたなどと説明した。