コメ流通評論家・コメ専門店の経営者である常本泰志の店では既存の客に平均5キロ3500円までで販売。「リスクを背負って仕入れをしている」とコメント。小泉大臣は年間1万トンのお米の取り扱いがある小売業を対象に国が提示した低下で毎日販売をするとしており、60キロ当たり平均で税抜き1万700円。一般的なマージンを踏まえ試算をすれば小売価格では5キロ当たり2000円程度となる水準だという。弁護士・三輪記子は「コメは私たちの生活に必要不可欠なものだと感じる」、幻冬舎・舘野晴彦は「世間の注目が集まっているときに小泉自身が10年来やってきた農政改革の千載一遇のチャンス」などとスタジオでコメント。随意契約になると政府が設定した価格5キロあたり963円で小売業者に直接販売。マージンをかけて5キロ約2160円で消費者のもとへ販売されるという。これに常本は備蓄米の残量から考えると平均価格3000円台は難しいと指摘。また継続的な価格の安定にはつながらないことが予想されるとしている。読売テレビ特別解説委員・高岡達之は「何種類かのお米が並ぶことが現実的」とスタジオでコメント。農業経済学者・宮城大学・大泉一貫名誉教授によると、ことしの卸売業者の利益は大きく上昇しているケースもあり卸売業者がマージンを大きくとっている可能性があるという。