全体の傾向が最も表れやすいとされているのが定員1の1人区。自民党が接戦に持ち込まれるところが目立っていて、その象徴的な1つが宮崎選挙区。立憲民主党・野田代表は「宮崎県からうねりを起こし西から日本全国に攻勢を強めていきたい」などとコメント。勝てる候補として白羽の矢が立ったのが県議会議員を務めていた山内佳菜子候補。前回2022年の参院選では自民におよそ5万票差をつけられ敗北した立憲だが国民と共産の候補に入った票を合わせるとほぼ互角だった。今回、国民と共産は候補を出さず山内候補に一本化。山内佳菜子候補は「私たちの政策を持っているということを訴えている」などとコメント。逆風の中を進むのは自民党現職の長峯誠候補。演説では農家に寄り添った対策をとると繰り返し訴えた。長峯候補が警戒するのはSNS上での戦いで「参政党の躍進から非常に強く感じている」などとコメント。その参政党から立候補したのはトレーニングジムを経営する滋井邦晃候補で力を入れているのが自身の主張を丁寧に説明するためのミニ集会。この他NHK党新人の北川哲平候補が立候補している。
住所: 宮崎県宮崎市錦町1-8