フランスでもスタジオジブリ作品は長年親しまれ現地で公開された日本のアニメ映画TOP5に「君たちはどう生きるか」や「千と千尋の神隠し」などがランクイン。スタジオジブリを宮崎駿監督らと設立した高畑勲監督はパリでもリスペクトされていて、今回の展覧会が開催された。高畑監督作品を長年研究しパリでの展覧会にも協力したイラン・グェンさん。スタジオジブリが設立される前、1974年高畑勲監督が演出をてがけた「アルプスの少女ハイジ」。フランスでも放送され幅広い世代に親しまれている。現地ファンを魅了するポイントは?ヨーロッパ各国で放送されたときにそれぞれの国がうちの国で作られたものだと勘違いが生じるくらいよくできていたという。愛されポイントはリアリティー。高畑監督はスイスで暮らしや動物、自然などを見てまわりアニメで表現しフランスでも高く評価された。高畑監督にとって映画人生の集大成となった作品が「かぐや姫の物語」。斬新にうつったデッサンのようなタッチ。高畑監督は荒々しい線を動かすことで姫のリアルな感情を表現。怒りや悲しみを伝えるシーンの原画。映画は2時間17分の作品だが、スタジオジブリによると描いた枚数は23万7858枚。完成までに約8年をかけた大作。
