北野さんは経済視点に「心理的安全性」と挙げ、「グーグルが『自分たちがイノベーティブであるために最も大事な要素は何か』というのを2010年に研究・分析した結果、それは心理的安全性だという話になり、一躍注目を集めた。問題は『心理的安全性』を高めるために必要なものは何かということ。それはマネジメント能力・質。日本の問題はトップマネジメントのみならず中間管理職も含めマネジメントを勘と経験だけでやっている人が非常に多い。ではなく、マネジメントは学び習得するスキルであり技術であるということに思いを新たにする必要があると思う。ミーティングのやり方、場所・時間など全てにおいて教科書的なものがあるので、そこは最低限身につけたほうが良いんじゃないかなと思う」と話した。佐々木さんは「リーダーの任期」と挙げ、「日本は首相や大臣が代わりすぎ。日本は1991年11月に就任した宮沢さんから石破さんで17人目となる。33年間で17名なので1人平均2年間となる。特に小泉さんと安倍さんが泣かがったのえ24年間で15名。長期独裁もよくないがこんなにコロコロリーダーが変わると組織の中で大胆な改革とか出来ない。日本にそうした改革が出来ないままどんどんリーダーが変わっていく。他の国と比べるとアメリカはあ同期間で大統領6名、ドイツは4名、ちょっと多いイギリスでも8名なので、日本の半分くら。日本の企業も見てみると、COOはちょっと長く平均在任期間が4年以上で7割ほど。なので企業も長くやり、そういう企業が評価されるという状況もあるので、日本も総裁コロコロ変わり過ぎなんじゃないかな」などと話した。