東京・国立市の自宅で老老介護の末、102歳の母親を殺害した罪に問われた小峰陽子被告に対して、懲役3年執行猶予5年の判決が言い渡された。東京地裁立川支部は判決で、「被害者を確実に殺害するため危険性の高い行動をとっており、強固な殺意が認められ犯行態様は悪質だ」と指摘。一方で、「長年の介護により疲労と蓄積させていった中で、急激に介護の負担が高まり小峰被告の対応能力を超えたことで起きた事件で、介護疲れによる事案とみるべきだ」とした。
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