4年前、アジア勢初のマスターズ・王者となった松山英樹。今回、そんな松山の魅力を熱く語るのは織田裕二さん。世界陸上のキャスターとして25年、ほとばしる情熱で陸上の魅力を伝えてきた男が松山から大きな影響を受けたという。実は手首を痛めて10年以上ゴルフから離れていた織田さん。しかし松山の快挙が眠っていたゴルフ熱を呼び覚ましたという。当時話題となったのが、放送席の3人が喜びのあまり涙した”沈黙の55秒”。織田さんは「大の男3人が涙することなんてない。こんなに泣けるってすごいって思わせてくれたのはあなた方のおかげですよ」と言うと小笠原さんは「松山の優勝を世界陸上で例えるならどれくらい?」と聞き、織田さんは「100メートルで日本人が世界一になるくらいじゃない?言い過ぎ?でもそれくらいだと思う」などと言った。そして2回目のマスターズ制覇を目指す松山英樹。去年のパリ五輪では日本男子ゴルフ界初のメダルを勝ち取った。更に今年、アメリカツアー開幕戦でいきなり優勝と流れはきている。マスターズにかける思いについて松山は「もう一回勝ちたいと思っているし、勝ったときみたいに自信を持った状態で不安のない状態でスタートしたい」と話す。